御鎮座310年
福島県の中央に位置する郡山市にある高屋敷稲荷神社
表参道からは、石畳、石段、朱鳥居、四季折々の移ろいを楽しみながら境内まで散策できます。
境内には、商売繁盛のご利益や衣食住の恵みをくださる稲荷大神様の使い【神狐】の御霊を祀る「白狐社」や直接触れ、霊力をお受けできる、パワースポット「御神石」がありますよ。
高屋敷稲荷神社について
【高屋敷稲荷神社】は、福島県の中央に位置する郡山市に鎮座しております。
参道の朱鳥居は崇敬者の方々の祈願成就と神恩感謝により奉納いただいた≪奉納鳥居≫です。
現在、鳥居は約100基ですが、戦前は約4,000基もの鳥居が舞木駅(もうぎえき)まで連なっておりました。
拝殿までの石段を登りきって見る景色は壮観です。高屋敷稲荷神社 由緒
その昔、白岩在鈴木権兵衛は元禄の代に長い間庄屋の職にありました。
宝永の頃、年々の凶作で里人達は大変困ってしまい、御仁徳の厚かった、ときの天皇に税金の免除方をお願いしたところ、三年間の免除をして下さいました。
この御聖恩に感泣した里人達は鈴木庄屋を中心に相談の結果、先ず衣食住の自給自足を念願するため、五穀の神として名高い京都の伏見稲荷大社の御分霊を奉遷することになりました。正徳三年(西暦1713年)2月20日、盛大な遷宮式の下に稲荷神社が奉遷されたのです。これが即ち高屋敷稲荷神社の起源であります。
その後里人達は勿論のこと、遠近の信仰者は絶えることなく、御神徳の庇護を戴いたのであります。特に享保の凶作や、明和、天明年間の大飢饉、更には天保4年の飢饉など、天災地変を伴うに及んで、方々からの信仰者はますます多くなり、夜籠りまでして大神の救いを祈願したのであります。
年を経て、小祠のうえに破損の箇所も多くなり、嘉永の頃、ときの庄屋青山久助は敬神の念が厚く、これを憂いて小社を奉建いたしました。
明治の御代となり、日清戦争や日露戦争を機に、武運長久を祈願する者が多く、社殿の狭小ますます甚だしくなり、社殿拡張の必要にせまられました。そこで大正十五年十月、社殿を新築し、参詣者の便宜をはかることになりました。
その後石垣を積み、石段が奉納され、昭和九年に拝殿が改築され、境内の整備等一層壮厳の度を加えていったのであります。
又、平成の御大典を記念し、境内拡張がなされ福島県はもとより、遠く全国からも多くの参詣者が訪れます。
https://www.takayashikiinarijinjya.info/
DATA
交通アクセス | ◆鉄道 JR東北新幹線・郡山駅から車で15分 磐越東線・舞木駅から車で5分 ◆車 磐越自動車道:郡山東インターから10分 郡山市立美術館から5分 |
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駐車場 | あり 境内近くまで車でお越しいただけます 農免道路に面している東参道の鳥居を車でくぐりお上がりください。 (鳥居がある道が上り専用で、鳥居がない道が下り専用でございます) |
住所 | 〒963-0662 福島県郡山市白岩町字高屋敷277-2 |
お問い合わせ先 | 0246-43-1001 |
鳥居が圧巻!
入口はこちら?
※こちらには駐車場はありませんご注意を。
お昼過ぎにに参拝開始しました。気温はちょうど良く、秋の風が心地よく吹いていました。
こちらではなくこちらの鳥居を少し過ぎたところに広い駐車場がありますのでそちらを目指してください。
ただ歩くのなら入口はこちらからの方が良い。
最初はこちらからお上りください。と感じたので、こちらから歩きました。
頂上には「白狐社」もお見え受けできます。
本殿に到着!
本殿に到着するあたりに綺麗な着物を着た成人した女性とお母様がいらっしゃいました。なんだかパワーを頂いた感じで幸せな気持ちにしていただけました。ありがとうございます。
本殿左に御神石がございます。
霊力をお受けできる、パワースポット「御神石」がありますよ。
鳩に餌をあげることができます。非常に和やかな気持ちになります。
最後に
入口が二か所ありますので、一周ぐるっと回るのも良いかもしれませんね。ただ、少し歩きますのでご注意を。また社務所の方が非常に対応が良く、何度も来たいと思う参拝でした。
歩くシミュレーションにでもなれば。
御朱印は社務所でいただけます。社務所の方は非常に丁寧でほんとに来てよかったと思える方です。是非お立ち寄りください。
・初午大祭・御田植祭・秋季例大祭・提灯行列などが行事として有